ホーム » 研究紹介 » NMR蛋白質立体構造解析への応用

NMR蛋白質立体構造解析への応用

蛋白質は,さまざまな生命現象に関わっており,その機能は立体構造に依存することが知られています.核磁気共鳴法(Nuclear Magnetic Resonance; NMR)は,X線結晶解析とともに,主要な立体構造解析技術の一つです.NMRによる構造解析の過程は,(1) 連鎖帰属,(2) NOE帰属・立体構造決定の2つのフェーズに大別され,後者が非常にボトルネックとなっています.

これまで,小野研究室では,専門家の知識に頼ることなく上述のフェーズ(2)を自動化するため,NOE帰属・立体構造決定を最適化問題としてモデル化しました.また,本問題において効率よく最適モデルを発見するため,部分構造交換交叉を提案し,その有効性を確認しました.

現在,残余双極子効果などのシグナルを利用した構造解析手法に関する研究を行っています.